March 14 - Omake |
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ホワイトデイに貰った小さなピン。それは花の形をしてる色づいたもの。そして、麻衣はナルにお礼を言った時。。。 「麻衣、三日後そのピンを着けたほうが良い。じゃないと痛い目を見るかも。」 でも麻衣はそのピンを失くすことを凄く恐れてるから結局三日後服に着けなかった。 そして。。。 「はい、ナル。お茶。」 麻衣はお茶を側に置くとオフィスのデスクから離れようとしたが彼は彼女の手首を掴む。 「?他にないか要る?」 手首が掴まれたことに少し驚いたが麻衣なりにちょっと学習したようで簡単に引っ張り倒されないように立つ。 ナルは少しの間何も言わない。目を少し細めて彼女を見る。 「あのピン。。。」彼は感情を全然読めない声でそれを言うと、麻衣はちょっと困ったように笑う。 「。。。。。。落としたら凄く嫌だから着てないの。ごめんね。」 ナルは小さく頷くと彼女を放す。 しかし、麻衣が彼に背を向けるとナルは突然彼女のお尻を抓る。 「きゃあ!何するこのセクハラナルシス!」 麻衣は悲鳴を上げると応接間からぼーさんが咳き込む音が聞こえる。 ナルは麻衣の悲鳴を無視して仕事を再開しようとしたが その時応接間にいたイレギュラーズ、安原とリンはナルのオフィスに飛び込む。 「このエロ餓鬼!娘に何をした!?」 ナルはちょっと嫌そうに顔を顰める。 麻衣はちょっと涙目をしながらお尻を摩る。 麻衣はリンの袖を掴んでナルを指差す。 「リンさん!ナ、ナ、ナ、ナルは。。。」 半泣き状態で彼女は起こった事を訴えようとしたが言葉をうまく繋げなかった。 「谷山さん、落ち着いてください。何がありました?」 麻衣は赤面したが起こった事を言えなかった。 「ナル、谷山さんに何をしたんですか?」 ナルは少し肩を竦める。 「麻衣が悪い。」 彼はしれっとした顔でそう言った。 「な、な、な、惚けるな!!あたしの尻を抓ったのはナルじゃん!」 それを聞いた全員は一瞬で固まった。 「娘に何をするのこの色餓鬼め!」 ぼーさんはナルのところに行こうとしたがリンはそれを止める。 「リン!?止めるな!あの餓鬼一発殴らないと分からんでしょう。」 リンは壁に張ってるカレンダーを一瞥して麻衣をジーと見る。そして、深い、深〜い溜息をつく。 「谷山さん、今日に関してナルから何か言われませんでした?」 「えええ!?」麻衣は絶句した。 「えと。。。ホワイトデイに貰った花形のピンを着けたほうが良いと言われたんだけど。。。」 リンは小さく頷いた。 「すみません、谷山さん。多分それを着てたらこんなことが起こらなかったでしょう。それを着けなかったこと自体は問題ではありませんが それ相応なものも着けてませんとしたら。。。」 リンは頭を振る。 「リンさん!?」綾子は驚いた顔をした。ナルがそんな事をしても彼の監視者役を担うリンは彼を怒らないだなんて。。。 「た、谷山さん、今日渋谷はんに近づかないほうがいいと思います。着るべき物を着てないっすから。」 麻衣は全然分からない顔をした。 安原は少し考え込んで麻衣を見る。 「あ!分かりました!」 「安原さん、分かったの!?」 「多分。今日の日付と関係あるですね、リンさん?」 リンはちょっと疲れたように頷く。 「ナルは小さい頃アメリカに住んでましたから、そちら風のセイントパトリックスデイを教わりました。。。すみません。今日谷山さんは緑を着てません。ホワイトデイに貰ったピンを着けていたら何も起こりませんでしたが、緑を全然着けてないから彼があなたをつねってしまいました。今日緑を着てない人を抓ることが許されます。」 リンはちょっと複雑な顔つきでナルを見る。彼がこんな子供っぽい事をするなんて全然想像つかない。彼自身はそれを信じられないがこれを報告したときマーチンとルエラがどう反応するかも全然分からない。多分、信じてくれないでしょう。 綾子は少し考える。「でも、上のものに緑がないとしても下着とかがあったらどうなる?そこまで分からないでしょう?」 それを聞いた麻衣はちょっと眉を顰めたが突然顔が真っ赤に染まった。 それを見た真砂子はあらぬ可能性に気付く。 「ナル!まさか。。。!!麻衣を読みましたの!?」 安原は少し溜息をついた。 「あじゃ、チャンスを見逃してしまった。。。森さんも 所長がそんなことをしてる写真を見たかったんでしょう。。。」 |
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